手術後の痛みについて

手慣れた医師と、研修医や手際の悪い医師とが、それぞれ同じような手術を行った際の一番の違いは、メスで切る位置や深さ、角度、出血した場合の止血など、手術の基本処置の良し悪しです。
こうした基本処置のちょっとした違いが、手術時間や手術結果、ひいては手術後の痛みや腫れ、出血などに影響を及ぼします。
もっと分かりやすく言えば、手術の基本処置を適切に行うことが、手術後の痛みを最小限度に抑える秘訣です。
だから、手術後の痛みの程度も医師による差が生じるのです。
痛みが不安な方は、より医師選びに慎重になってください。
それでも手術後の痛みがご心配な方に、当院では普通の痛み止めの飲み薬の他に、特別に効果の強い痛み止めのお薬(シールタイプ)をご用意しています。
ご心配な方は診察カウンセリングの際に、医師にご相談ください。